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自営業 跡取りの嫁 中学3年生1年生の母としての記録です。 今時あまりない環境で、いろんな事と戦っていきます♪ サクセスストーリーになると信じて…

鶏口牛後 3
2014-02-01 Sat 00:53
前回の記事から、どれだけ経ってしまったのだろう。
書きたい内容が昨年のことなのに・・・

まあいろいろ忙しくて、書けなかったのですが・・・・
書きたいことはたくさんあります。
でも、どうしてもかけない状態でした。

その内容は・・また後日。

前回の内容の続き・・・・

お兄ちゃんたちのBチームは、準決勝まで勝ちあがった。
前回の試合から2週間後、準決勝がある。
その間、朝練をし、Bチームは張り切っていた。
この子達やる気あるのかな?
って子達が、試合毎に強くなっていった。
試合毎にいろいろ学んだ。

サッカーをすることが楽しくなってきた。




真ん中の2番がお兄ちゃん。
 
たかがBチームだけれど
この位置は、キャプテンの位置。

(これは二週間前の試合。暑かった頃)


しかし・・・
その2週間の間に、楽しい楽しい修学旅行があった。
試合の前の3日間は練習ができない。
そのうち2日間は旅行中だからボールすら触ることができない。
あまり上手ではないBチームにとってこれはかなりの痛手・・・

準決勝前日の19時半ごろ修学旅行から帰ってきた。
2日ともとても暑い日で、半そでで過ごしてきたそう。
しかし・・準決勝当日、寒い寒い。
半そででは過ごせないほど。
見ている私たちは、少し厚手の上着がないと、寒くてたまらない。
この寒暖の差・・・
そして、初めての会場で、海沿いの風の強いところ・・・・
頭の中は、修学旅行気分が残っている・・・

この子達大丈夫かしら????

準決勝の試合が始まった。

え???

みんな動いていないじゃん!!!

どうした?

前回の試合の時の動きは???

そう思ったのは私だけではなかったはず。

そう思っているうちに相手に点を入れられてしまった。
あせるお兄ちゃん。
でも、みんな動けない。
どう動いていいのか忘れてしまったよう。
今までの試合は先取点を取り、それを守る形だったけれど
先に点を取られてしまったからの焦りが
誰が見てもわかった。

今までの相手より強いことは確かだけれど
実力はそうは変わらないように思った。
でも動けない。
大きな声を出して指示をしているお兄ちゃん。
お兄ちゃん本人も動けていない。

焦って焦って・・から回り。

そして試合終了。


2-0


負けてしまった。
優勝できるかもしれない!!!その思いが途切れたからか
お兄ちゃんは泣き崩れてしまった。
自然に出る涙。
今まで流したことのない悔し涙。
私の隣にいた、仲のいいお母さん(Aチームの親)も、
お兄ちゃんがないているのを見て、涙を流してくれた。

でも私は違った。

もちろん勝って欲しかった。
勝たせてあげたかった。
勝ってもらいたかった。

でも、私はそれ以上のものを得たような気がした。

クラブチームでは、少し控えめなお兄ちゃん。
思うように動きたくても、ボールを持つとすぐに名前を呼ばれて
パスを要求され、そうするとすぐパスしてしまうお兄ちゃん。
思うように動きたいけれど
遠慮してしまっていたお兄ちゃん。
クラブチームの試合は、ただただ付いていって、出てみるってくらいだったのが
試合で動いて動いて、自分が指示を出し、
頑張った。
そして、頑張ったからこその涙。
初めての悔し涙。
この上なくきれいな涙。
頑張った人にしか出ない涙。

負けたけれど、私はうれしかった。
負けてへらへらしていたら怒っていたかもしれないけれど、
こんなきれいな涙を見せてくれたことがうれしかった。
最高のプレゼントをもらった。

泣いていたのはお兄ちゃんだけではなかった。
他の子も泣き崩れていた。
頑張ったんだよねみんな。
うれしかった。

そんなお兄ちゃんに、声をかけようとも思わなかった。
お兄ちゃんが、みんなを引っ張らなければいけないから
泣き止まないといけないとかそんなこと思わなかった。
ただ、この後どう切り替えができるのか見たかった。
もう6年生なのだから、上手に切り替えてみんなを従えないといけないし、
たかがBチームだけれど、されどキャプテン。
どこまで成長したか見たかった。

チームメイトと泣くだけ泣いて、
誰が指示したわけでなく、みんなボールを持って
楽しそうに?練習を始めた。
そこでお兄ちゃん・・・・
「お母さん!!!先生も、あのおばさん(A)前の前の前の回の限定記事の)もいないから
  アレ持ってきて!!」

そう!私は懲りずに差し入れを持ってきていた。
Bチームだけなら少ないからね。
アミノバイタルを冷やして持ってきていた。
それをみんな喜んで飲んでくれて、また練習を再開した。

お!!!
ちゃんと切り替えできているじゃん。

何だかいつものみんなに戻っていた。

準決勝負けても、3位決定戦がある!!!!


少ししたら、先生も来て、本格的な練習が始まる。
その雰囲気のいいこと。
あの「お前なんか使えねえ~」といった先生。
練習の時にあまり笑わない先生が、
何だかとても楽しそうに子どもたちに接してくれていた。

練習でいいプレーができるとすごく褒めてくれていた。
先生変わったな・・・
キャプテンとは言えども、まとめたりすることがまだわからないお兄ちゃん。
先生がちゃんとフォローしてくれる。
今まで見たことのない光景だった。

そして、3位決定戦。

先に点を取られてしまったけれど
みんなに焦りは見られなかった。
これも成長だな。

動きが違う。みんなすごく動いてる。
お兄ちゃんの動きがすごかった。
見たことのない動きだった。
1回戦で負けたAチームの子たちも見に来ていた。
Aチームの親も見に来ていた。
お兄ちゃんの動きに、みんな驚いてくれた。
褒めてくれた。

ポジションはサイドバック。
攻めてきたボールをスライディングで奪い
スライディングした姿勢から、体勢を立て直し、そのままドリブル。
それもセンターから。

一人抜き、また一人抜き・・・・
あと少しでゴールってところで、3人がかりで相手チームが来た。
その時・・・
ちょうど右側の視界に、チームメイトがいた。
その子に、いいパスを出した。

その子はとても冷静に、シュート!!!!

ゴール!!!!!!

その子にとって初ゴール。
うれしかった。

そのゴールを決めた子は、
あまり感情を出さない子だけれど
このゴールを決める前に一度、ベンチに下がっていた。
その交代の時に、泣いていた。
先生が「何だお前何泣いているんだ?」と聞いたら
「試合に出たい・・・」そう言っていた。

みんな、試合に出る楽しさが分かったんだね。

そして・・・そのまま引き分け。



PKだ。



3人のPK

お兄ちゃんのチームの一人目がはずし・・・
相手チームが二人決めていた。

そしてお兄ちゃん・・・

緊張の一瞬・・・・

私はカメラを構えていた。
だから、何が起こったかわからなかった。









はずしてしまった。
カメラ越しだと、入っているようにも見えた。


その場で泣き崩れるお兄ちゃん。
私の前で観戦していたAチームの子が
「(お兄ちゃんの名前)が、こっちに来たら、よく頑張ったって言ってやろう!!!」
泣き崩れたお兄ちゃんに、手を差し伸べてくれた子たち・・・
感動的だった。

負けたけれど

この大会で、大切なものを得たと思う。

「鶏口牛後」とは、結果としてはならなかったけれど
こんないい経験ができてよかった。
本当によく頑張った。


試合が終わった後先生が
「大きな忘れ物しちゃったな。次に取り返さないといけないな。
 お前はAチームで通用する!」

そう言ってもらえた。

「お前なんか使えねえ~」といわれて悔しかったけれど
そこで嫌にならずに、頑張ろうと思えたこと
見返してやろうと思って頑張ったこと
こんないい経験ができて、本当にうれしかった。

お兄ちゃんありがとうね。

お母さんもっと頑張れる気がする。
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